英語役立ち情報は、英語のライティングやスピーキング、また、学習において日本人英語学習者が見落としがちな点を取り上げて、そういう見落としをしないように、と「転ばぬ先の杖」のつもりで書くシリーズです。
今回は、ライティングの小論文・エッセイおよびスピーキングの構成です。是非御覧ください。

英語のライティングやスピーキングの試験では、2択の問題が出ることがよくあります。例えば、
賛成か反対か Agree or disagree
支持派か反対派か Support of refute
AかBのどちらが好みか Which do you prefer, A or B?
といった具合に、です。
こういった課題には、どちらもいい、という両方擁護型の解答はいけません。必ず片方を自分の立場として確立しましょう。
そして、片方の立場を確立した際、ほとんどの英語学習者たちは、賛成なら賛成と決めると、賛成する理由だけを 1, 2, 3 と述べて終わりとしています。
しかしながら、これでは、一方的に賛成である理由をつけているだけで、その課題の半分だけにしか答えていないことになります。つまり、提示された発言なり意見に対し、必ず自分とは反対の意見を持つ人があるということを考えていないということになります。書いていないのですから、それを考えたという証拠がないわけです。なので、自分とは反対の意見を持つ人がいるということを考慮したことを書き加える必要があるのです。これを課題の網羅性、と言います。
ですので、この部分を加えることを忘れないようにすれば、作品の他の条件が整っていれば、合格できる、あるいは、得点が上がる、ことになります。
課題例:
1. Support or refute the following statement: Social media has a positive impact on society.
2. Which do you prefer, living in a city or living in a rural area.
さて、この 1, 2 どちらでも結構ですから、ここで書いた、反対意見を加味した作品を書いてみてはいかがでしょう。
以下に解答欄がありますが、見えない時は、この記事のタイトルか、その左のカメラマークをタップしてください。
お疲れ様でした。作品例は以下です。GO BACK をクリックすると、元の問題を見ることが出来ます。
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